長官。

2004年4月27日 日常
福田長官が、マスコミに責められている映像がニュースで流れる。

あの、年金未納三兄弟までもが、
原則の上では、個人情報の保護を受けると発言したからだ。
長官は、その原則を訴え続ける。
訴えて、十分だと思って止めようとしたら、
「話をそらさないで下さい」と、強く言われていた。

「あなた・・・それはおかしいよ」
と、言ったところで映像は途切れた。

古館さんのバストアップ。
「どちらがおかしいのか、後でゆっくり検証しましょう」
 
 
正しいのは長官だ。
なにせ、きちんと定められた原則に従ったまでだ。
私的な感情が有ったか無かったかは知れないが、
それでも原則、正しい事であるには違いない。

それにぶつかるのは世論。
感情に流される事を悪とする日本文化の、矛盾するところ。
ただ、それでさえ矛盾とも言いがたい。
それは今日において、
法律などにより規制された生活を悪とし、
自由になり、例えそれがどんな強大な壁だとしても、
心が善とする限り、それを乗り越えそこに閉じ込められたものを
助ける事を最高の善とする傾向が出てきている。

だが、例え心がなんと言おうとも、
何人の人が賛成しようとも、
必ずしも正しいわけではないのが世論なのだ。
今回のそれがいい例だ。
 
 
マスコミは政府を批判するためにあるんじゃないかと。
そしてそのマスコミのみを信じるしかない自分達共犯者。
だけど狂言者。

まぁ、結局言いたいのは、
「長官も大変だな」

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